『Let It Be』/The Beatles


1970年リリース、同名映画のサウンドトラック盤。録音時期は『Abbey Road』よりも前だが、発売は後になっている。お蔵入り同然だった散漫なセッション集を、フィル・スペクターが短期間でアルバムにまとめあげた作品。


“Let It Be”、“The Long and Winding Road”、“Get Back”などは、それでも名曲。しかし、彼らが「Get Back」することは、けっしてなかった。そういう事情をひっくるめて聴くと、なんだか哀愁が漂う気がするのが、不思議。


レット・イット・ビー

レット・イット・ビー