2007-01-01から1年間の記事一覧

ジェントルの行方

時を積み重ねてこそ、味わえるやさしさがある。 ワインの深さに、教えられた夜。 来年は、やさしさについて考えたい。 マルキ・ド・テルムは素晴らしい味でした。

ご報告

そうそう、すっかり報告を忘れていましたが、 来年の1月より、名古屋に異動になることになりました。 まあ、いろいろ事情があるのですけれど、 がんばっていきたいと思います。 1年9ヶ月の大阪での生活を通じて、 たくさんの人のやさしさに触れてきました。 …

ファザーランド

10:30から神戸で会社の元部下の結婚式に出席。 新郎も新婦も同じ会社なので、あまり気を遣わない、良い式だった。 新郎のお父様は北新地で料理店を営んでいて、 この日のために60本しかつくられていない日本酒を調達。 最後のあいさつには、久しぶりに父親…

忘年会

今年の忘年会はハードロックカフェにて開催。 バドワイザーを飲む忘年会って、初めてだな。 思ったよりも、いい忘年会だった。

クロ・ド・ミャン(北新地)

忘年会もかねて、会社の同僚と北新地のワインバー、クロ・ド・ミャンへ。 銀座にも出店している有名店らしく、オープンキッチンでつくられる料理も絶品。鴨肉を使ったラザニアや、牛舌の煮込みが美味しかった。 グラスワインは赤・白三種類あり、一本空くご…

『Fear And Love』/We Shot The Moon

ギターとピアノのリズムが気持ちいい。 ちょっと、いまの僕には眩しすぎるけど。 フィアー・アンド・ラブアーティスト: ウィー・ショット・ザ・ムーン出版社/メーカー: FABTONE RECORDS発売日: 2007/12/05メディア: CD購入: 1人 クリック: 1回この商品を含む…

忘年会ネタその2

むかしアフロヘアだったM下が、 ジミヘンのマネをしてギターを燃やしたら面白いよな。

年末の回想その1

さいきん涙もろい自分とか、 失恋してミミズのようにのたうちまわる自分とか、 仕事に情熱がもてなくて、それでも「よし」と言い聞かせる自分とか、 酔っ払っちゃえばなんとなく明日を生きられる自分とか、 クリスマスに限ってワインのコルクをうまく開けら…

メール・ノエル

デリリュウムで知られるヒューグ醸造所のクリスマス限定ビール。 フランス語でサンタクロースのことを「ペール・ノエル(クリスマスのお父さん)」というところを、こちらはメール(お母さん)としており、なんとも挑発的なラベルになっている。中身はすっき…

きっと、君は泣く

今日のNHKの「ドキュメンタリー考える」は、石田衣良がゲスト。「自殺願望を持つ少女が自殺をやめたくなるような童話を作れ」というミッションに挑んでいた。創作法について追いかけていたが、感想は「なんだ、変わんないじゃん」。 考えるのは 僕のなかの彼…

『ソムリエール』/漫画・松井勝法

『ソムリエ』と同じく城アラキが原作を担当するワインの物語。 主人公の樹カナはフランスの大学で醸造学を学んだという設定で、ソムリエの仕事の経験はない。この点が『ソムリエ』とは異なり、ヒロインが回を重ねるごとに成長していくため、ビルドゥングス・…

『三十四丁目の奇跡』/ジョージ・シートン監督

クリスマスにぴったりの情感あふれる作品。とはいえ、現代が抱える効率至上主義への批判も込められていて、ただのハートウォーミングとは一味ちがう。 物語の舞台は、クリスマス商戦まっただなかのニューヨーク。 大手百貨店メイシーズの人事係、ドリスはパ…

『ガリバー』/野狐禅

これ、いいな〜。「風来坊」にじんときた。 ガリバーアーティスト: 野狐禅,竹原ピストル,GENTA,濱埜宏哉出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2006/06/21メディア: CD クリック: 11回この商品を含むブログ (24件) を見る

ドゥシャス デ ブルゴーニュ

オーク樽で熟成された、ベルギービール。 ブラックチェリーのような香りが芳醇で、飲みやすい。 女性にもオススメ。高貴な感じ。

一日早いクリスマスプレゼント

マンションの管理会社から、一日早いクリスマスプレゼント。 昨年はジョンだけだったのに、 今年はポールも、ジョージも、リンゴもお目見え。 全員そろって、うれしそう。

クリスマスビアパーティー

クリスマスビールを飲む会を開催。 個性的なベルギービール(クリスマス仕様)を愉しんだあと、 赤ワイン、白ワインという流れ。 今夜のメニューは以下のとおり。 モッツァレラチーズとトマトのサラダ ホタテと海老のバターソテー 野菜たっぷりの豆スープ 牛…

『寄り道ビアホール』/篠田節子

好きな女性の作家を挙げるとするなら、篠田節子はかなりの上位にくる。『聖域』や『神鳥』には鳥肌が立ったし、『変身』はあまり評価はされなかったが、ラストのシーンが大好きだ。なにより、『ゴサインタン』で描かれた潔さに、いまの自分の仕事は深く影響…

『テレキネシス(1)〜(4)』/芳崎せいむ

苦しいときに、何度も、何度も読み返している。 映画にしろ、小説にしろ、所詮は虚構にすぎない。 しかしその虚構が、人の心を癒すのも事実だ。 この作品には「殺し台詞」がいくつもあって、 印象的なものはいつまでたっても忘れない。 孤独を背負えないやつ…

逃げ道

逃げ道を、見つけたとする。 「これは最後の選択肢だ」と考えて、その場でふんばる人。 「とりあえず、逃げ込んじゃえ」と考えて、突き進む人。 できれば、前者でありたい。

忘年会

ほんとに、ハードロックカフェでやるの? うちの新人ちゃんには、オジーのモノマネをしてほしい。 コウモリ喰ったりとか。 Black Sabbath “Paranoid”

方程式

このところ、料理をする時間が、生活のよりどころになっている。 朝のあわただしさのなかで、弁当をつくるのも、楽しい。 玉子焼きの仕上がり具合で、その日のコンディションなんかもわかったりする。 余裕のないときの玉子焼きは、なんとなく雑な印象だ。 …

前進

人は、経験をリセットしない。 あと戻りしているようで、やっぱり前進してるんだな。 The Beatles “Get Back”

鶏肉と野菜の煮物

このところ、外食が多かったので、胃腸を整える意味で夕食は煮物に。 油揚げとシイタケを入れるのが、最近のマイブーム。 明日のお弁当への流用も確定。

『香菜里屋を知っていますか』/北森鴻

<香菜里屋>シリーズ完結編。マスターの工藤の過去が、少しずつ明かされる。ミステリとして読むと肩透かしを食うが、シリーズのファンとしては外せない一冊。相変わらず、出てくる料理は垂涎モノ。 香菜里屋を知っていますか作者: 北森鴻出版社/メーカー: …

スリル不足?

最近、ついつい聴いてしまう『Teenager』。 コナー・ディージーのめめしい歌い方も、なんだかツボにはまる。 というわけでThe Thrills 二連発。 “The Midnight Choir” “Nothing Changes Around Here”

普遍的不変的事実

人間の心がうつろいやすいことは知っているし、 物理的な距離が、心理的な距離になりやすいこともよくわかる。 でも東京、名古屋、大阪と転勤を続けてきて、 もうひとつわかってきたのは、 たとえ心が揺れ動いても、「絆」の強さは変わらないってこと。 命を…

クリスマス限定ビール

ベルギービールJapanよりクリスマスベルギービールセットが到着。 10本の内訳は以下のとおり。 ウィンテルコニンクスケ サンタ ビー リーフマンス グリュークリーク パルム ロイヤル スカルディス スペシャル ノエル デリリュウム クリスマス メール ノエル …

『百器徒然袋 風』/京極夏彦

榎木津礼二郎が大暴れの中篇集。 痛快だなあ。面白いなあ。 最後はちょっと、ホロリときた。 映画版『魍魎の匣』は、12月22日公開ですよ。 文庫版 百器徒然袋 風 (講談社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/10/16メディア: 文庫購入: 1…

『スケアクロウ』/ジェリー・シャッツバーグ監督

ジーン・ハックマン、アル・パチーノという配役だけで嬉しい作品。 カカシ(スケアクロウ)はカラスを怖がらせるのではなく、笑わせるんだ、 というエピソードにすべてが詰め込まれている。 終盤のアル・パチーノの演技には、『リチャード三世』へとつながる…

移ろい

昔は許せなかったことが許せるようになったり、 昔は許せたことが許せなくなったり。 人の心のありようは変わり続けるから、 歳をとるのは面白い。