2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

おやすみ

創作のため、考える時間がまとめてほしいので、ブログはしばらく休止します。 また12月にお目にかかりましょう。

鎮静剤

久しぶりに、パニックに陥った。 寒空の下、30分ほど散歩をしたら、落ち着いた。 こういう自分と付き合っていくのが、しんどいと思うこともある。 なんだか空っぽになった気持ち。

『brain vs heart』/Caitlyn

スウェーデンの4人組ギターポップバンド。 たまにはこういう弾けるくらい明るいのもいいかな。 晴れた日に。 brain vs heartアーティスト: Caitlyn出版社/メーカー: Roastinghouse Rec.発売日: 2007/07/24メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (1…

『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』/河森正治

じつは「戦時下を描く歴史映画」という劇中劇の形式をとる、メタ・アニメ。 作画のクオリティが異常に高く、当時は『風の谷のナウシカ』と並ぶ人気を得た。 何度観ても、クライマックスのテンションの高さは圧巻。 失恋したときは、リン・ミンメイの強さを思…

同一性

これでなかなか、いろんな課題を抱えつつ生きているわけですが。立ち止まって考えてみると、この「課題」そのものを、世の中と共有してもいいんじゃないだろうか。もともと内向的な性格なので、「こんなことで悩んでるのは、自分だけなんだろうな」と自己完…

静かな一日

9時すぎに起き出し、焼魚と玉子焼きの朝食をとったあと、『双生児』を読みふける。本当は昼寝をする予定だったのだけれど、案外頭が冴えていたので、午後から会社で3時間ほど仕事をすませ、帰宅。ソファに横たわり、ボジョレー・ヌーヴォーの残りを飲みなが…

『双生児』/クリストファー・プリースト

これは、すごい。今年読んだ中ではベストといえる作品。 第二次世界大戦を舞台にした歴史小説の体裁をもちながら、とんでもない幻想世界を構築してみせる。『奇術師』の衝撃度も大きかったけれど、物語全体を貫く仕掛けの精密さはこちらの方が断然上。読み終…

スピリッツ

遅ればせながら、今年のボジョレー・ヌーヴォーを開けてみた。 若い。若いな。当たり前だけど。 歴史について、考えてみる。 僕は語るべき過去がないから、語るべき未来もないのかもしれない。 くたびれた魂には、もうちょっと強い酒が必要だ。 ショットグラ…

『The Boy with No Name』/Travis

呼吸が少し、軽くなる。 肌寒い秋の日に散歩をして、じんわりあたたかくなってくる感じ。 Boy With No Nameアーティスト: Travis出版社/メーカー: Sony発売日: 2007/05/08メディア: CD クリック: 16回この商品を含むブログ (75件) を見る

『グリンプス』/ルイス・シャイナー

地味なんだけど忘れられない小説、というのは確かにあって、これはそのひとつ。世界幻想文学大賞受賞作だが、おそらく日本ではあまり読まれていない小説だろう。その理由のひとつはジャンルわけしにくい作風にあって、創元SF文庫に入ってるんだけど、どちら…

微熱と復活祭

仕事が立て込んできたので、ボジョレーを飲むというお誘いを断り帰宅。 なんだかちょっと、くしゃみと鼻水が出るし、微熱っぽい。 さっさと治して、コピーを書こう。 ちなみに明日は、ドルフィンズ全店でヒューガルデン・ホワイトの復活祭。 そのためにも、…

オリオン座

ゆえあってのタクシー帰り。 夜空に浮かぶオリオン座に、冬の到来を感じた。 地上に住まう、ちっぽけな存在を、僕は美しいと思う。

主役は誰か

インターネット求人広告のコピーライターをはじめて丸5年が経つけれど、「ユーザー(転職者)が求める情報の提供を第一に考える」というサイトコンセプトは本当に慧眼だなと思う(手前味噌だけど)。「ユーザーの支持を受けない求人サイトは応募効果が悪くな…

『ウェブ人間論』/梅田望夫・平野啓一郎

この本を読んでいて、「あ、僕は本音で生きてるのね」と思った。 それはオフライン/オンラインの差も、公/私の差もあまりない、ということでもある。仕事の場に、ふだんの自分を持ち込んじゃっている感覚は常にあるし、それが許容される会社でもあるからだ…

『OK Computer』/Radiohead

1997年リリースのアルバム。 10年後、日本では住民基本台帳や盗聴法により、監視社会化が進んだ。 IT業界を筆頭とする、知的労働者の間ではうつ病が蔓延している。 虚無感は、広がるばかりだ。 Ok Computerアーティスト: Radiohead出版社/メーカー: Parlopho…

『銀河英雄伝説(5) 風雲篇』/田中芳樹

いよいよ、ヤンとラインハルトの直接対決。 まだ折り返し地点なのに、こんなに盛り上がりすぎて良いのでしょうか。 不意にヤンは首をすくめ、 「あぶないあぶない」 とつぶやいた。自己嫌悪の浅い池の底に、深い穴があいていることをさとったのである。自分…

『メフィストの牢獄』/マイケル・スレイド

今回はストーンヘンジかぁ。 相変わらずの惨殺具合だけれど、ちょっと大味すぎたかな。 でも、このB級っぽさがたまらない。 『ヘッドハンター』から読み返したい欲求にかられる今日この頃でもある。 メフィストの牢獄 (文春文庫)作者: マイケルスレイド,Mich…

土俵

昨日訪れたギャラリーで、友人の作品と一緒に、 サトウコウタさんという方の卓上カレンダーを購入した。 じつはワタクシ、ハードボイルドなブログなんて書いてるくせに、 こういうキュートなイラスト、好きなのです。 ご本人がちょうどいらしたので、話を聞…

マカロン的未来

思い立って東京へ。 友人のグループ展をのぞいた後、青山通りを渋谷方面へ。 あいにくの雨で、散歩をするには少々肌寒い。 連れが「ここのマカロンが美味しい」という話を始めて、気づいた。 そういえば、マカロンって食べたことないぞ。 そもそも、女性の友…

『ハイロー・カントリー』/スティーブン・フリアーズ監督

友情に生きたカウボーイたちの物語。 全編にあふれるカントリー&ウェスタンが哀愁を誘う。 西部劇とは、土地を追われる漂流者の物語だ。 1999年度のベルリン国際映画祭で、銀熊賞および最優秀監督賞を受賞。 ハイロー・カントリー [DVD]出版社/メーカー: パ…

自立

なんだかんだいって、きちんと二本足で立ってる。 というところは、自分自身、ほめてあげていいと思うのです。 ちゃんと毎日、飯を食えてるだけで、がんばってるといえるんじゃなかろうか。 と、18歳のときの僕なら、言ったと思うな。たぶん。 あの頃は、呼…

弱虫であるということ

僕は逃げてばかりいるから、いろんな人に迷惑をかけてるな、と思う。 ただ、逃げる人間の気持ちというのは、とてもよくわかるから、 それだけは自信をもっても良いかな。 自分自身のことを、きちんと弱虫だと感じられているうちは、 まだ大丈夫なんだと思い…

Fly Me to the Moon

一般的に、歳をとると背負うものが多くなるというけれど。 僕の場合は、どんどん軽くなっている気がする。 ふわふわと、煙のように飛んでいく感じが、心地よい。 このくらい自分の人生に無責任な人間がいないと、 世の中の帳尻が合わないんじゃないかな。

『ザ・シューター/極大射程』/アントワーン・フークア監督

スティーブン・ハンターの原作は、やはり偉大すぎた。 つまらない映画ではないのだけれどね。 ザ・シューター/極大射程 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日: 2007/09/21…

『Who's Next』/The Who

聴いていて気持ちいいアルバム。 一つひとつの音がうつくしい。 いろいろ大変だった一日のあとで、ほっと一息つく感じ。 Who's Nextアーティスト: Who出版社/メーカー: MCA発売日: 1995/11/07メディア: CD クリック: 63回この商品を含むブログ (37件) を見る

風来坊症候群

小沢一郎の辞任劇については、まだよくわからないことも多いけれど。 いろんな人が、いろんな推測をしているのが面白いと思う。 結局のところ、これからどうなるかが問題なのであって。 本人の胸のうちは、あまり関係がないような気もする。 ただ、今回のこ…

『Master of Reality』/Black Sabbath

重いんだけど、意外とすっきりしてて、引きずらない感じ。 ベルギービールでいうと、ロシュフォール10みたいな。 どの曲もめちゃんこカッコイイが、 “Solitude”の風鈴みたいなベルの音に鳥肌が立った。 Masters of Realityアーティスト: Black Sabbath出版社…

『スパイダーマン3』/サム・ライミ監督

2作目が大傑作だったので観るのを躊躇していたが、そんなに心配することもなかった。ブラック・スパイダーマンは、シリーズの中で最もサム・ライミっぽいテイスト。主人公の伯母役のローズマリー・ハリスが、出番は少ないものの、素晴らしい演技を見せている…

厚焼きたまご

ちょっと前から欲しかった、厚焼きたまご用のフライパンを購入。 たまご一個でもOKな、小ぶりなつくり。一人暮らしには重宝する。 半熟のトロトロの厚焼きたまごも好きだけれど、 お弁当用にはうっすらと焦げ目がついた、 断面がはっきりわかるやつがいい。 …

『Parachutes』/Coldplay

ぐっときた。 Chris Martin のうまいんだかヘタなんだかわかんない声が好き。 Parachutesアーティスト: Coldplay出版社/メーカー: Parlophone発売日: 2000/06/29メディア: CD購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (47件) を見る