静かな一日


9時すぎに起き出し、焼魚と玉子焼きの朝食をとったあと、『双生児』を読みふける。本当は昼寝をする予定だったのだけれど、案外頭が冴えていたので、午後から会社で3時間ほど仕事をすませ、帰宅。ソファに横たわり、ボジョレー・ヌーヴォーの残りを飲みながら『双生児』を読了。ほう、と感嘆のため息をついて、洗い物を片付ける。これからミルクティを淹れ、新聞や雑誌に目を通して、早めに寝るつもり。なんてことのない一日だけれど、僕にとっては、かえがたい時間だ。