心は三日月


約3年半勤めた制作マンの送別会へ。
餞別に靴べらを贈ったら、思いのほか喜んでくれてよかった。


二次会に行くかどうかで迷ったが、なんとなく頭が重いので辞退。
強めのすっきりした酒を飲もうと、車道のモントルーへ。
0時を少し回っていたけれど、それなりに席が埋まってにぎやかだった。


ぼんやりギムレットを飲んでいると、「すごく疲れた顔してますよ」とマスター。
こりゃいかん、ということで、ウイスキーベースのショートカクテルを
こくりと飲み干して、胃袋にキックを入れて徒歩で帰宅。
二杯で退散したので、お店にいたのは、40分くらいかな。


「お疲れですね」という一言が、これほど栄養剤になるとは知らなかった。
バーだからこそ、心許せる瞬間というのは、確かにある。