『Beggars Banquet』/The Rolling Stones
1968年リリースのローリング・ストーンズのアルバム。サイケ色の強かった『Their Satanic Majesties Request』とはうってかわり、彼らのルーツであるリズム・アンド・ブルースに立ち戻った作品。当初はトイレの落書きをジャケットデザインに使う予定だったが、デッカ・レコードの反対にあい、招待状を真似た単純なジャケットでリリースすることになった。現在は、もともとの意匠であるトイレの落書きバージョンが採用されている。ブライアン・ジョーンズの事実上、最後の参加作でもある。
このアルバム、最初はピンとこなかったのだけれど、何度か聴いているうちに“Sympathy for the Devil”、“No Expectations”、“Factory Girl”の格好良さがじんわりわかってきた。
雨の夜に、窓を開け放って聴きたいような、渋みのある1枚だと思う。
- アーティスト: ザ・ローリング・ストーンズ
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1997/12/03
- メディア: CD
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