2008-01-14 『温かい手』/石持浅海 小説 特殊な舞台設定でのミステリ、といえば石持浅海の独断場。 西澤保彦と違って、読後感が比較的さわやかなのも特徴かな。 なので、安心して読める類の作品。 お約束に近いラストだけれど、綺麗なので良いと思う。 しかしこういう作品を書く場合、 キャラクター設定が先なのか、物語の展開が先なのか。 ちょっと聞いてみたい気がする。 僕だったら、おしりから逆算するかな。 装丁も作品の世界観に近くて、とても良いです(わりと私信)。 温かな手作者: 石持浅海出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/12メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (53件) を見る