『シン・シティ:ビッグ・ファット・キル』/フランク・ミラー
シリーズ第3弾。2作目を読んでいないのだが、冒頭にあらすじがあるので、だいたいの展開はわかる。
主人公のドワイトは女に暴力をふるう男、ジャッキー・ボーイを追い、オールドタウンへ向かう。そこは娼婦たちが自ら武装し、自衛している街。二刀流の女殺し屋ミホなどの非情な働きにより、ジャッキー・ボーイは惨殺される。しかしそれは、街の存在をゆるがす核爆弾でもあった。
この作品でなにより目立っているのは、くの一のような殺し屋ミホだろう。映画『キル・ビル』も真っ青なアクションで、悪党どもをバッタバッタとなぎ倒す。そうとうにバイオレンス色が強いので、やっぱり大人のためのコミックだ。
シン・シティ:ビッグ・ファット・キル (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)
- 作者: フランク・ミラー,石川裕人
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2006/05/23
- メディア: コミック
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