『幸せの1ページ』/ジェニファー・フラケット&マーク・レヴィン監督


ジョディ・フォスターを久しぶりに観たけれど、神経質な作家の役をうまく演じている。さすがオスカー女優。物語のほうは消化不良を起こしており、3人のエピソードがあまり連動もしないまま、なんとなく終わった印象。ニム(アビゲイル・ブレスリン)に焦点をあてて、女子版ハックルベリイ・フィンの冒険にしたら、もっと良かったのではないか。出ている役者が良いだけに、もったいない。エンドロールのアニメーションが、一番クオリティが高くてわくわくした。