『まほろ駅前多田便利軒』/三浦しをん


ううむ、なんだろう。感性が鈍ったのかな。
確かによくできた物語だと思うし、それなりの爽快さはあるのだけれど、グッとこない。なんか、こう、登場人物もステロタイプというか……。それでいて、伝統芸能的な美しさもないのですね。


面白いのかな、この小説。僕には、よくわからない。
郊外を描いた物語としては、なにかあるんだろうか。
ちなみに『まほろ市の殺人』とは関係ないですよね。


まほろ駅前多田便利軒

まほろ駅前多田便利軒