『葉桜の季節に君を想うということ』/歌野晶午


第57回日本推理作家協会賞受賞作。
なんか、まっとうな新本格を読んだ感じですね。
「現代」でしか成立しないミステリ、という意味では、良いかな。
でも何か、切実さを感じないのは、なぜだろう。


この小説は、題名の素晴らしさに尽きる、という気もする。
もちろん、読んで損はないのだけれど。


葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)