『葉桜の季節に君を想うということ』/歌野晶午
第57回日本推理作家協会賞受賞作。
なんか、まっとうな新本格を読んだ感じですね。
「現代」でしか成立しないミステリ、という意味では、良いかな。
でも何か、切実さを感じないのは、なぜだろう。
この小説は、題名の素晴らしさに尽きる、という気もする。
もちろん、読んで損はないのだけれど。
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: 文庫
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